• English
  •  

    九州国际大学 別科

    来源:
    摘要: .....

    九州国际大学 別科日本語研修課程

    別科長挨拶

    別科日本語研修課程別科長
    男澤 智治
     


     

    「別科日本語研修課程」とは、本学への留学を希望する外国人を対象とした課程のことです。大学で学ぶために必要な日本語及び日本事情、英語等の教育を行うことを目的としています。
    九州国際大学別科日本語研修課程は、少人数クラス編成で、きめ細かく丁寧な授業が行われているほか、学生と指導員との交流が密であり、学習・進路・生活上の諸問題に対する指導助言が徹底されています。
    別科生は、「留学」資格により、落ち着いて学習できます。図書館、保健室、厚生施設なども、本学学生と同じように利用できます。
    九州国際大学に入学することを希望している留学生の皆さんの入学を歓迎します。

    別科の理念目的教育目標

    別科は「国際的視野を身につけた人材の育成」という本学の教育理念の下に、広く外国人に門戸を開放する目的で、1999年(平成11年)4月に設立されました。
    別科設立の目的は、(1)一定水準以上の日本語能力を保持した留学生を安定的に受け入れること、(2)学部で日本語の講義を受講できるレベル(日本語能力試験N2)にまで日本語能力を高めること、(3)日本の生活文化に馴染むこと、の3点です。
    教育目標としては、(1)総合的且つ実践的な日本語能力の習得、(2)日本の文化や法律の理解、(3)日本の生活習慣への順応を掲げています。
    別科において所定の単位を修得した者は、別科長から推薦を受けて別科特別推薦入学試験を受け本学に入学することができます。

     

     

     

     

    修業年限と教育課程について

    別科の修業年限は1年間です。4月入学者は翌年の3月に修了、10月入学者は翌年の9月に修了することを原則としてカリキュラムを組んでいます。
    授業は毎週月曜日から金曜日まで、週に34時限(17コマ)、年間1,120時間(560コマ)行います。入学して最初の半年間は週17コマのうち、16コマは日本語、1コマは日本事情を学習します。また、半年を過ぎた者は15コマを日本語にあて、1コマを日本事情、1コマを英語にあてています。2年修了型を採用している多くの日本語学校に比べ、1年で成果を上げるためかなり密度の濃い学習プログラムとなっています。

    日本語科目は「文字・語彙I・II」「文法I・II・III」「読解I・II・III」「聴解I・II」「作文I・II」「発音・会話I・II」に分けられており、1冊の総合教科書(話す・聞く・読む・書くの言語4機能を総合的に学習するために作られたもの)を用いて一貫した総合的な授業が行われています。
    これらの日本語科目は、初級段階と中級段階に分けられます。入学してから修了するまでの1年間のうち前半の半年を初級、後半を中級の段階とすることを原則としています。初級では日常生活に必要な基本的な日本語の学習を行います。科目名称でいうと、文字・語彙I、文法I・II、読解I、聴解I、作文I、発音・会話Iにあたり、合計7科目14単位を半年間で学びます。中級では、読解、文章表現を中心にやや高度な日本語能力を身につけます。科目名称でいうと、文字・語彙II、文法III、読解II・III、聴解II、作文II、発音・会話IIにあたり、合計7科目14単位を半年間で学びます。
    中級段階には、英語科目は、能力に合わせた2クラスで教育が行われています。高校までに英語を必修として学習しなかった学生には、基礎英語力を重点的に培う教育が行われています。
    学部の授業でも支障のないように日本事情(2単位)科目を設置し、(1)地理・歴史や社会・文化を学び、(2)生活習慣や日本社会への理解を深めるための地域交流や社会見学が行われています。

    教育方法等について

    別科では少人数教育を基本としています。教師と学生の関係を密にし学生の習熟度に応じて指導しています。学習効果を高める方法としては、(1)1クラスの人数は12から14人程度に抑えること、(2)担任制を敷いていること、(3)1クラスに関わる教師は4人程度として、日々の連絡を密にしながら連続的な授業を行うチーム・ティーチングを採用すること、などが行われています。
    クラスの編成は、学生個々の能力に応じて編成しています。毎学期初めにプレイスメントテストを行い、能力別に初級、中級の2段階に分け、それぞれさらに能力別に初級においてはA・B、中級においてはC・Dの2クラスに分けることによって編成しています。

    学生の受け入れについて

    別科の募集については、春、秋学期の年2回行います。募集定員は60名(春30名、秋30名)です。入学資格としては、(1)外国において通常の課程による12年間の学校教育を修了した者、またはこれに準ずると認められる者、(2)出入国管理法および難民認定法による留学の在留資格を取得できる者、(3)出願時点で25歳未満であること、(4)日本語能力試験N4相当のレベルを持つ者、またはそれに準ずる日本語能力を有する者、以上の4つです。
    上記の資格を満たしたものを対象に、現地で日本語能力試験と面接を行い、合格者を判定します。合格者の中から所定の手続きを終了したものに入学を許可しています。
    詳細については、入学手続き&提出書類一覧をごらんください。

     

     

     

     

    教育施設設備について

    別科専用の教育施設として、現在1号館4階の5教室、3階の2教室を用いて授業を行います。各教室にはテレビとビデオ(DVD)デッキを設置しています。講師室には教材作成用のコピー機、印刷機、テレビ、DVDデッキなどを設置しています。
    別科学生は、すべて学部学生と同様に本学の施設(学生ラウンジ、学生食堂、図書館、、パソコン、体育施設など)が利用可能であり、大学付設の教育機関として一般の日本語学校に比べて格段に良好な環境が提供されています。

    課程の修了について

    別科に1年以上在学し、出席率が80%以上あり、28単位以上を修得した者には、修了証書を授与します。
    別科修了に際し、授業への出席状況が良く日本語能力が育成されたことを条件に、九州国際大学各学部に進学にあたり別科長の推薦を受けることができます。

    お問い合わせ

    九州国際大学 日本語別科
    住所:〒805-8512 北九州市八幡東区平野1丁目6番1号